せどりは儲かるのか?初挑戦してみた結果←結論:ブログ最強
鬱持ちでブログに挑戦中のすみすです。
今月の初めのブログの運営報告でこんなことを書きました。(たくさんのブクマとスターありがとうございます。本当にやる気になります。)
というように、ブログで少しだけ「多くの人が何を求めているのか?」その流れがわかった気がしたのでせどり(物販)をしてみようと思ったんです。
ブログもそうでしたが、9月16日に初めてなかったらここまで収益は伸ばせませんでした。
なのでせどりも同じで、「儲かる、儲からない色んな意見があるが、とにかくやってみないとわからん!」と思い初挑戦してみることに。
そもそもせどりとは?
そもそもせどりとは、BOOK OFFや中古屋、ドンキホーテ、通販などで物を安く仕入れ、それを高く売れるところ(Amazonやヤフオク、メルカリなど)で売り、仕入れ値と売値の差額で儲けるビジネスです。
簡単に言うと、
BOOK OFFの古本を100円で仕入れて、それがAmazonで1000円で売れたら900円の儲けになる
というものです。
昔からの卸売業者の簡単バージョンですね。
このビジネスモデルは昔からずっとあり、今後も基本的には廃れないビジネスモデルだと思います。
また、ブログなどのネットビジネスと同じようにせどりは個人の人が少ない資金で始められることから良く副業などで取り上げられることもあります。
以前はテレビ番組で古本のせどりをしているおじさん(月収30万円くらいだったはず)が取り上げられたこともありました。
すみすもやってみた
という感じで、ずっと家にこもってブログばかりやっていて刺激が欲しくなったすみすは、せどりに初挑戦してみました。
まずはBOOK OFFに仕入れに
1月4日(水)、弟とニンテンドー64のスマブラをやり飽きてきた頃、
「ちょっと俺、BOOK OFF行ってくるわ」
と言って一人車で近所のBOOK OFFへ。
なんだか物を仕入れにBOOK OFFに行くとなるといつもと違う感じがしてドキドキします。
そして色んな不安が頭をよぎりますがこれはブログ運営でも全く一緒。
何でも初挑戦することって緊張するとわかっていたので、結構その緊張を楽しんでる感じでした。
ブログから売れている商品を中心に探す
そして、ブログを始めて4ヶ月弱、160記事ほど書いて「この商品は今売れる」みたいな感覚を頼りに店内で「いいものないかな〜」と探しました。
なんとなく、「自分の貯まった経験からいい商品が見つかるはず」という何の根拠もない自信を頼りに...笑
そしたら、ガンダムのBlu-rayを発見。
これです▼
このガンダムのBlu-rayが、BOOK OFFでは¥4,550で売ってました。
「じゃあAmazonではいくらで売ってるかな?」
と思いAmazonの中古品の値段を調べてみると...
ん?
ん?
ちょっと待ってくれ、今手元にあるガンダムのBlu-rayは¥4,550
そしてAmazonの中古品の最低価格が¥6,448
Amazonの価格 ¥6,448
ーBOOK OFFの価格 ¥4,550
-------------------------------
差額 ¥1,898
なんんじゃこりゃ〜〜〜〜〜!!
といきなり価格差が開いている商品を発見。
そして、「早速この商品を買って仕入れよう」
と思った時、迷いが。。。
せどりの仕入れ時の迷い
普通、こんなに場所によって値段の開きがある商品を見つけたら、すぐに買おうと思いますよね?
僕もすぐに買おうと思いました。
でも、迷いがやってきました。
「これ、4550円で仕入れても全く売れなかったら4550円そのまま損するよな」と。
そう、いくら価格差がある商品を見つけたとしても、それが本当に売れるのか?というのは出品してみないとわかりません。
また、一度大きなお金が出てゆくので一瞬損した気持ちになります。
そのことに初めて気づきました。(遅すぎw)
またこの時はまだ「これをAmazonで売ればそのまま¥1,898の儲けだぜ、Yahoo-!!!」と思っていた自分は浅はかだった、、、(後述)
思い切って買うことに
ですが、一瞬迷ったものの、やっぱりブログでの経験がここで役立ちました。
このガンダムのオリジンシリーズというBlu-ray、このシリーズは最近映画館で公開され、今需要が高いと感じていました。
実際、僕のブログではこのガンダムオリジンシリーズの感想レビュー記事は累計7767アクセス集めており、このシリーズのブルーレイは僕のリンクから4つほど売れていました。
「あれだけアクセスがあったのだからこのBlu-rayも売れる」
そう思い至り、購入することを決意。
そしてレジでお会計をしました。
不思議なのは、お会計をする時に、普段自分がBOOK OFFで買い物をするときには何にも思わないのに、いざ仕入れを行うとなるといつもと違った興奮、ワクワク感、緊張みたいなものを感じたことです。ドキドキ,,,
▲2017年1月4日午後6時46分、仕入れ完了!DVD A+ ¥4,550となっているものが今回仕入れたガンダムのBlu-rayです。
早速Amazonで出品してみた
一度やってみたかったAmazonでの出品。
まずは登録をするところから始めました。
中古品を売る時はブロガーにおなじみの「Amazonアソシエイト」を使うのでは無く、物販専門の「Amazon seller central(アマゾン セラー セントラル)」というものを使います。
登録をしてみると、登録費は無料、そしてAmazonで中古品を販売するには大口出品と小口出品の2種類あることが判明。
大口出品は月4800円を支払うことで、ものが一個売れるたびに支払う100円の手数料が無料になるというもの。
つまり、月に48個以上Amazonからものが売れる場合はこっちの大口出品の方がお得というわけです。
ですが、僕はまだ始めたばかりだし、そもそもこれから続けるかもわからない。
そしてブログも基本的にはてなPROの月1008円の経費しか使っていないように、経費は徹底的にかけたくない人間なので、今回は小口出品(登録無料、固定費0円)にしました。
実際に商品を登録
「めんどくさそう、、、」と思いながらも実際に商品を登録していきます。まずは出品したい商品を検索▼
▲こんな感じで、左上の検索のところで「ガンダム オリジン」と入れるとすぐに該当商品が出てきました。
あったあった、これこれ。「出品する」ボタンを押します▼
そして必要事項を登録していきます。めんどくさいと思いきや、基本的に
「価格」
「在庫数」
「コンディション(ほぼ新品,非常に良い,良い,可のどれか)」
の3つの登録だけで出品でき、後で細かく商品の詳細を追加できます。(初心者に優しい)
そしてここが腕の見せどころ。
最低価格が¥6,448で出品されているものがあったので、早く売れて欲しいので更に価格を下げ、
¥6,439
で出品。これで自分の商品が最低価格として一番最初に出てくることになります。
「なんか、こうやってものの値段って決まっていくんだなぁ、、、」
おじさん感動してしまっただよ。
また、
「こうやって価格競争が行われることこそ資本主義っぽいなぁ」
ということも実感。
すごく面白く感じました。これはブログじゃ感じれない感覚!
また、商品は新品同様のクオリティだったので「ほぼ新品」というところにチェックして登録。
また、「商品届くのが早い方が売れるはず。」
と思い「商品注文後、24時間以内に出荷」と入れました。(翌日出荷と書こうと思ったんですが、24時間の方が速そうに感じると思って後で変えました)
そして出品完了!
あとは売れるのを待つだけです。
実際に売れるのか?
出品してみたはいいものの、実際に売れるのかはわかりません。
もしかしたら4550円で仕入れたはいいものの、売れ残って在庫となってしまうかもしれませんよね。
そんなことを思って出品したのが1月4日の夜7時くらい。
そして夜10時頃にAmazonのseller centrarlを開いてみると、、、
売れてるーーーー!!!
ちょっと見にくいですが左上に売れた時間が載ってます。
てか、出品して3時間で売れるとかAmazonどんだけすげーんだよ。
「Amazonの販売力なめんなよ?」
と言われているよう。
ちなみにこれは家にあったもう読まなくなった本を出品したものです。
なので4550円で仕入れたガンダムのブルーレイはまだ売れない。
「ま、そんな簡単に売れないか、結構高い商品だし。」
と思ってこの日は眠りにつきました。
翌朝
翌朝起きてAmazonの出品管理画面を開いてみると、、、
ん?
ん?
売れたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
前日の夜に出品して、次の日の朝11時に売れました。
もう一度言います。
前日の夜にBOOK OFFで¥4,550で仕入れたものが、翌日の朝Amazonで¥6,439で売れました!
なんか天変地異というか、驚き。
早い、そして簡単すぎる!
「これだけで¥1,898の利益やん、ということは、上手く仕入れることさえできたらこのガンダムだけでも相当儲けになるゾ」
まだ未熟な僕は、そうやって有頂天になっていました。(後述)
早速出荷作業に取り掛かる。
早速売れたので、出荷作業に取り掛かりました。
やっぱり「届くのが早い」「安い」「良品」の3つが揃ってすぐ売れたんだと思います。
また僕は出品する時に「商品注文後、24時間以内に出荷」
という宣伝文を入れておいたので、急いで出荷しなければいけません。
とことん経費を安く抑えたい僕は、梱包用品が揃ってそうなホームセンターではなく、ダイソーに行って梱包するものを買いに行きました。
そしたら「プチプチマット」「封筒」「シーチング袋」の3つを全てダイソーでゲット!
しかもそれぞれ10個以上は入っていて、お買い得感半端ない。
おっさんは、「今の時代ってほんとに安くなんでも手に入るな」と感動しただよ。
梱包楽すぃぃぃ
そして平日の真昼間に、家で黙々と梱包作業開始。
普段はずっとパソコンをカタカタしているだけなので、なんか久しぶりにハサミやセロハンテープを使って子供の頃に戻って工作をしているみたいで楽しいぃぃぃx!
▲(幼稚園から使っているてんとう虫ハサミ愛用歴20年)
しかもバイトで以前こういう梱包はやったことがあったのですが、その時は「あぁ梱包めんどくせぇ、早く終わらないかな」って事ばっか考えていたのに、いざ自分の商品を梱包するとなると、
「これで大丈夫かな、クレーム来ないかな、あ、ケースに指紋ついてる、アルコール除菌しとこ」
ってくらい神経質になりました。笑
同じ作業をしていても、バイトの時と自分の商品を扱う時との自分の気持ちの違いに驚きました。w
配送業の会社を経営している人の気持ちがちょっとわかった気がしました。
梱包完了!
▲こんな感じで梱包しました。言い忘れちゃってましたが、前日の夜に家の中のいらない本がさらに1つ売れ、翌日の朝11時までに合計3つの商品が売れました。初出品して24時間以内に3つも売れるとは、Amazon...
なのでいきなり3つも同時梱包することになっちゃったので、宛先と中身を間違えないように何十回も確認。(違う商品届いたらとんでも事件になっちゃうからね)
また、発送業者は今せどり界で一番安い方法と言われている郵便の「クリックポスト」というものを使いました。
これは全国一律164円で郵送してくれる優れもの。
しかも、クレジット決済をすると明細が自動で作られ、あとは印刷して切って貼るだけなのです。(せどりやらなくても郵送するときオススメだよ!)
そして最後はポストに投函するだけ。
やってみたらすごい簡単で驚きました。
と言う感じで無事梱包が終了し、平日だったのでもしものことを考え郵便局持っていき、郵便局員さんに手渡しで商品3つを渡しました。
いくら儲かった?
はい、ここが一番大事なところです。
「売れた嬉しさに紛れて実際に諸々の経費を計算してみたら赤字だった」ということになってしまったらビジネスとして失格です。
今回仕入れたガンダムのBlu-rayにかかった経費を全額計算してみると、、、
売り上げ
・ガンダム Blu-rayの売値 +¥6439
・配送料 +¥350
売上合計+¥6,789
かかった経費
・BOOK OFFでの仕入れ値 -¥4,550
・ダイソーで買った封筒 -¥16(1個あたり)
・ダイソーで買ったプチプチマット1個あたり-¥9(1個あたり)
・ダイソーで買ったシーチング袋 -¥7(1個あたり)
・家にあったのり ¥0
・家にあったセロハンテープ ¥0
・Amazonの手数料 カテゴリー成約料 -¥151
・Amazonの手数料 基本成約料 -¥108
・Amazonの手数料 販売手数料 -¥1,043
・配送料:郵便のクリックポスト -¥164
・お金儲けに対する熱い想い ¥プライスレス
経費合計 -¥6,048
純利益
売上合計 +¥6,789
経費合計 -¥6,048
純利益 +¥741
こんな感じになりました。
はい、冒頭で話してた当初のイメージ(2000円の利益)とは全く違うものになりました。
Amazonの手数料の高さ
最大の原因はこやつ。
「Amazonの手数料!!怒」
Amazonの手数料は、実際に売ってみると3つもかかりました
Amazonの手数料その1:カテゴリー成約料 -¥151
Amazonの手数料その2:基本成約料 -¥108
Amazonの手数料その3:販売手数料 -¥1,043
管理画面だとこんな感じで出ます(見にくくてすみません)▼
販売手数料はなんと商品の15%かかります。これがけっこう痛いです。
これがなかったら当初の思惑通り2000円弱儲かってました。
また、Amazonはトータル3つも手数料を請求してきました。
正直、ネット通販の中でもトップクラスで高いです。
普段から僕がずっと感じていた疑問
「Amazonって買い物する時こんなに安くて早く届くのに、いったいどこから利益だしてるんだ?」
この疑問が今回解けました。出品者からの手数料で儲けを出してたんですね、納得です。
BOOK OFFでガンダムのBlu-rayを見つけた時は有頂天になり、翌日すぐに売れた時も更に有頂天になってましたが、蓋を開けてみると741円の利益ということになりました。
まぁ初めてやって利益が出ただけでもよしとしましょうか。
そして、Amazonは手数料はべらぼうに高いですが、やはり圧倒的に売れるのが早いです。
初めて出品して翌日に3つも売れるなんてAmazon以外では無理だったでしょう。
また、「決済」や「納品書の作成」なども全てAmazonがやってくれるので、そういうことを考えると、手数料を払ってでもAmazonで出品しようと思えます。
こういった理由から、現在多くの会社や個人の人が、中古品をAmazonで販売しているのでしょう。
せどりは儲かるのか?
では今回初挑戦してみたせどり。実際儲かるのか?簡単にやってみた感想です。
まずは「価格差の比較的大きな商品を一発で見つけられたこと」、それが「翌日に売れたこと」は初心者としては結構上出来だったのかなと思ってます。
ただ、ものを仕入れる時にお金がかかることや、手数料、郵送料など経費がすごいかかるので、資本が無い人はできないと感じました。
また本を仕入れて売って利益を出すのは本当に難しいこともわかりました。
※家の中のいらない本を売るのは利益になることがあります。
本の場合、手数料もろもろを計算して99円以上で売れれば1円以上の利益が出ます。
利益を出すには、もともと売値が高い商品をどこかで安く仕入れて売る必要があることに気づきました。
その後調べてみたら、世の中で月に30万円とかせどりで利益をだしている人は、カメラや、プリンターなど数万円する商品を安く売ってるところで仕入れ、Amazonで出品しているみたいです。
あとは、コレクター品を見つけられると凄い利益になります。
実際、僕はこの間大学のレポートで定価600円の本を探していたのですが絶版になっていて、Amazonでコレクター品として5000円で売ってました。
世の中に出回っているものが少ない商品、かつ需要がある商品を仕入れられれば、それが高く売れます。
なので日頃から利益が出る商品を頭に入れておく必要があるなと思いました。
ブログの経験はちょっとは活きたと思いますが、「売れる商品がいくらわかっても、それを安く仕入れられないと利益にならない」という当たり前のことにやってみて気づきました。
・安く仕入れられて高く売れるもの
・すぐに売れるもの
この2つの商品は何だろう?ということを日頃から考えて商品が頭に入っているとせどりで儲けられそうです。
つまり、
需要(今すぐ欲しい人が多い)>供給(流通している量が少ない)
こういうものを探すとせどりで儲かるということです。
そういえばこの話って中学校社会の経済の授業でやったよね。当時はピンとこなかったけど、せどりをやってみたら需要と供給の話が良く理解できたぞ。
僕は今は資本が無いので、1月の後半に入ってくるブログからの収益を少しせどりの仕入れ金に当てて、掘り出し物をちょこちょこ探してみようと思います。
結論:ブログ最強
今回せどりをやってみて一番感じたこと、それは
「やっぱブログ最強だわ」
ってことです。
せどりをしていかにリアルビジネスの経費がうざったく感じるか良くわかりました。
経費の計算をするだけでも凄い労力使います。
その点、ブログは僕の場合毎月のはてなPROの1008円以外、経費は0円です。
12月はたった1008円の経費で13万円のお金が生み出されました。
これって本当にすごいことじゃ無いですか?!もう感動レベル!
ビジネスの革命だと思います。
現代でしかこんな経費基本0円のビジネスはできません。
昔は必ず資本金がないとビジネスはできませんでしたよね。
ということでせどりをしたことにより、今の時代でブログが出来る環境に感謝する
気持ちが湧くようになったし、経費ほぼ0円で月数十万円単位の収入になるブログをもっと頑張ろうと思うようになりました。
ということで、
せどりに挑戦してみて良かった〜〜〜!!
まさかのせどりをやってみたら「更にブログを頑張ろう」と思うようになるという予想外の収穫がありました。
という感じで今回のせどり初挑戦レポを終わります。
みんな、やっぱ経費がかからないブログは最高だよ!
長い文章を最後まで読んでくれた方ありがとう!